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毎年恒例のガーディアン紙による女子サッカー選手ベスト100が発表されました。
99人がそれぞれ1位から40位までのランキングを作り1位が40p、2位が39pのようにしてポイントの合計で選ばれた100人です。
選考者のなかには現役の監督も含まれています。
1位はアイタナ・ボンマティ Aitana Bonmatí(バルセロナ/スペイン)、2位キャロライン・グラハム・ハンセン Caroline Graham Hansen(バルセロナ/ノルウェー)、3位ソフィア・スミス Sophia Smith(ポートランド・ソーンズ/アメリカ)、4位バニー・ショー Khadija "Bunny" Shaw(マンチェスター・シティ/ジャマイカ)、5位トリニティ・ロッドマン Trinity Rodman(ワシントン・スピリット/アメリカ)
日本からは21位長谷川唯、81位熊谷紗希、85位谷川萌々子、98位宮澤ひなたの4人がランクインしています。
ランキング全てはリンク先のガーディアンで確認してください。左上のハンバーガーメニューか選手の顔写真をクリックすると総評や去年からどれくらいランキングが上下したかなどを見ることができます。
The Guardian:The 100 best female footballers in the world 2024
300人以上の選手が票を集めたようで、下のリンクをクリックすると3,960票の内訳を示すGoogleスプレッドシートが表示されます。
The 100 best female footballers in the world 2024
全部はまだ見ていないですが、ざっと100位以下を見てみたら長野風花が103位(去年159位)、ジェス・パーク106位、藤野あおば120位、南萌華129位、遠藤優が142位(二人が12位と17位に選んでいる)、ジェシー・フレミング151位(去年94位)、マリー・ハービンガー163位にランクインされていますね
12月3日にユーロ2025予選プレーオフのセカンドレグが行われ、
スウェーデン、ノルウェー、ポルトガル、フィンランド、ポーランド、ベルギー、ウェールズが本戦出場の切符を手にしました。
フィンランドは初出場した2005年以来のユーロ出場。ウェールズとポーランドはワールドカップとユーロの本戦に出場したことがなく、メジャー大会の本戦出場は初めてです。
すでに出場権を得ている前回王者イングランド、開催国スイス、スペイン、フランス、オランダ、ドイツ、イタリア、アイスランド、デンマークを加えた16カ国が来年7月から始まるユーロ2025に出場します。
組み合わせ抽選は12月16日に行われます。
パキスタンフットボール連盟(PFF:The Pakistan Football Federation)が7日にカタールのドーハで行われるサウジアラビア代表との親善試合に向けた20人を発表。
パキスタン代表は外務省とICP(Inter Provincial Coordination)からの承認を受けた後、パキスタンスポーツ委員会からの「異議なしの証明書」の発行を待っています。
「異議なしの証明書」が発行され次第12月4日にカラチからドーハに向けて出発します。
両チームは親善試合に向けて合同トレーニングセッションを行う予定でしたが、先月サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は運営上の都合から合同トレーニングキャンプの実施を見送る決定を下しました。
今回の親善試合はサウジアラビアがパキスタンに援助を申し出て、パキスタン代表の旅費と宿泊費を含むすべての費用を負担することになっています。
FIFA女子ランキングでパキスタンが158位、サウジアラビアが174位の両チームは、試合前にカタールで合同合宿を行う予定です。(geosuper.tv)
パキスタン代表:
ゴールキーパー: Nisha Ashraf, Arzoo and Jennah Farooki
ディフェンダー: Maria Khan (c), Sara Khan, Mishal Bhatti, Sophiya Qureshi, Mehreen Gul, Fatima Nasir and Nizalia Siddiqi
ミッドフィルダー: Suha Hirani, Rameen Fareed, Amina Hanif, Sanah Mehdi and Alia Sadiq
フォワード: Zahmena Malik, Isra Khan, Nadia Khan, Anmol Hira and Eman Mustafa
マチルダス(オーストラリア代表)は代表ウィークにブラジルと台湾と親善試合を行いますが、マンチェスター・シティに所属するメアリー・ファウラー(Mary Fowler)は肉体と精神の疲れを理由にマチルダスから離脱しました。
メアリー・ファウラーはManchesterには戻らずオーストラリアで家族と過ごすようです。
「クラブと代表で全力を出し続ける必要があるので、代表ウィークは心身のリフレッシュを優先することにしました」
「ここ数ヶ月、厳しいスケジュールで試合をすることはとてもエキサイティングだったけどキツかった。トップレベルでプレーするのは大好きだけど、心身に休息が必要だと気づかされたのは私にとってかけがえのない教訓です」
ここ数年の女子サッカーの急速な発展により露出の増加、プレッシャーの増大などのより、スポットライトから遠ざかり精神的な健康について助けを求めざるを得ない人が増えているようです。
マチルダスでNWSLのノースカロライナ・カレッジに所属しているコートニー・ヴァイン(Cortnee Vine)が先日、メンタルヘルスを優先し無期限で休養をとることを発表していました。
彼女は昨年のワールドカップ準々決勝フランス戦のPK戦で勝利を決めるキッカーを務めたことで国民的ヒーローになりましたが、
「過去2年間で私の人生が劇的に変わったことを多くの人が共感してくれると思います。これらの新しい、そして時には圧倒されるような経験を通じて自分のメンタルヘルスを認識し、管理し、優先順位を付けることが自分にとって非常に重要であり、それに真剣に取り組む必要があると気づきました」とコートニー・ヴァインは語っています。
The Guardian:
Mentally and physically fatigued Mary Fowler pulls out of Matildas squad
Matildas winger Cortnee Vine takes mental health break from football
Spate of athlete breaks gives women’s sport a wake-up call on mental health
ウィメンズ・チャンピオンズリーグ、リヨン対ローマ戦後久しぶりに古巣に戻ってきた熊谷紗希選手のためにちょっとしたセレモニーが行われたようです